【欧米 海外リモートジョブ】Tell Me About Yourself (あなた自身について教えてください) 答え方と解答例 / ベストな回答の作り方
今日は、英語面接で必ず聞かれる「Tell me about yourself」に対するベストな回答方法をお伝えします。この記事を読むと、あなたがこの質問をされた時ににどう対応すれば良いのか具体的な答えも分かります。
途中にあなたの回答を導き出すための3つの質問がありますので、自分ならどんな答えになるか、一緒に考えてみてください。
まず、採用マネージャーは、なぜこの質問をするのかについて知っておきましょう。
彼らはあなたの人生の話を聞きたいわけではありません。
採用担当者が「Tell me about yourself=あなた自身について教えてください」と質問するとき、彼らが実際に尋ねているのは、「あなたが会社にどんな価値をもたらすことができるか」ということです。
この質問を聞いた時点で、頭の中で「この質問は、あなたが会社にもたらす価値について聞いているんだ」と思い直してください。あなたは会社のためにどんな問題を解決できますか?これが本当の質問の意味です。
あなたが自分の職業を選んだ理由は重要かもしれませんが、面接官が本当に知りたいのは、あなたがその野心をもって何をしてきたかということです。会社にどんな価値を提供できるのかを話しましょう。
それでは例を挙げて考えてみましょう。
あなたがフルスタックエンジニアの職に応募しているとします。そして、採用担当者はあなたにこう尋ねます。「Tell me about yourself」
"For the past five years, I've been working as a full-stack engineer, primarily focusing on developing large-scale e-commerce platforms. In my most recent project, I'm proud to say that we managed to boost system performance by 30% and increase user satisfaction by 20%.
One of my key strengths is my ability to tackle complex technical challenges. I also pride myself on my collaboration skills within a team. I'm always staying up-to-date with the latest tech trends and I make it a priority to write efficient, scalable code.
At this point in my career, I'm looking for opportunities to solve real-world problems using innovative technologies. I'm particularly excited about the prospect of contributing my technical skills to your company's cutting-edge projects. I believe my experience and passion for technology would be a great fit for your team."
私は過去5年間、フルスタックエンジニアとして働いており、特に大規模なeコマースプラットフォームの開発に携わってきました。直近のプロジェクトでは、システムのパフォーマンスを30%向上させ、ユーザー満足度を20%増加させることができました。
私の強みは、複雑な技術的課題を解決する能力と、チーム内でのコラボレーションスキルです。常に最新の技術トレンドをキャッチアップし、効率的で拡張性の高いコードを書くことを心がけています。
現在、革新的な技術を用いて実世界の問題を解決する機会を探しています。貴社の先進的なプロジェクトに携わり、技術力を発揮したいと考えています。
あなたは自分の成功について話していますが、自慢していません。
具体例を入れて自分のスキルを実証し、会社に提供できる価値を話しています。
この解答例を分解すると3つの部分に分けることができます。
「実績」これまでの仕事や活動で達成した具体的な結果や成果や、組織や顧客に対してどのような価値を提供したかという貢献
「専門性」他者と差別化できる中核的な能力や自分が組織にもたらすことのできる独自の価値
「キャリアビジョン」今後のキャリアにおける目標や展望、その職位で何を達成したいか、どのように貢献したいかという期待
ここで、あなたの場合はどうなるか、考えてみてください。
何か新しいポジションに応募するとを仮定して、次の3つの質問に答えてみてください。
ここでは例として、UXデザイナーのポジションに応募すると仮定して考えてみます。
「実績」これまで何をしてきたのか、あるいはそのキャリアを選んだ理由は何ですか?
私は過去5年間、テクノロジー企業でUXデザイナーとして働いてきました。この間、モバイルアプリケーションとWebサイトの設計に携わり、ユーザー満足度を30%向上させ、アプリのリテンション率を50%改善することに成功しました。
「専門性」あなたが今やっていることは何ですか?あなたが一番誇りに思っていることは何ですか?
視覚障害を持つユーザーのためにアプリを最適化し、スクリーンリーダーの互換性を100%に高めました。このプロジェクトにより、当社のアプリは業界で最もアクセシブルなものの1つとして認識されるようになりました。
「キャリアビジョン」新しいポジションではどのような目標を持っていますか?
新しいポジションでは、より大規模で影響力のあるプロジェクトに携わり、UXデザインの革新的なアプローチを探求したいと考えています。貴社の先進的なプロジェクトと、成長の機会は、この目標を達成するための理想的な環境だと考えています。
これらを組み合わせると、このようになります。
私は過去5年間、テクノロジー企業でUXデザイナーとして働いてきました。この間、モバイルアプリケーションとWebサイトの設計に携わり、ユーザー満足度を30%向上させ、アプリのリテンション率を50%改善することに成功しました。視覚障害を持つユーザーのためにアプリを最適化し、スクリーンリーダーの互換性を100%に高めました。このプロジェクトにより、当社のアプリは業界で最もアクセシブルなものの1つとして認識されるようになりました。新しいポジションでは、より大規模で影響力のあるプロジェクトに携わり、UXデザインの革新的なアプローチを探求したいと考えています。貴社の先進的なプロジェクトと、成長の機会は、この目標を達成するための理想的な環境だと考えています。
それでは、できた内容を面接質問の回答用の英文にして、「Tell me about yourself」に対するあなたの答えを作りましょう。
"Over the past five years, I've been working as a UX designer in the tech industry. During this time, I've been heavily involved in designing mobile applications and websites. I'm proud to say that I've managed to boost user satisfaction by 30% and improve app retention rates by 50%.
One of my key achievements was optimizing our app for users with visual impairments. We achieved 100% compatibility with screen readers, which led to our app being recognized as one of the most accessible in the industry.
Looking ahead, I'm eager to take on larger, more impactful projects and explore innovative approaches to UX design. I believe your company's cutting-edge projects and growth opportunities provide the ideal environment for me to achieve these goals. I'm excited about the possibility of contributing my skills and experience to your team and taking on new challenges in this role."
これで「Tell me about yourself」の質問への、自分の価値と企業のニーズとの適合性を明確に示す、あなたの回答ができました。
これをスクリプトとして覚え、自然に話せるように何度も何度も繰り返して、自然に聞こえるようになるまで練習します。
実際の面接で採用担当者に話すときには、準備万端の状態にしておいてください。